まちづくり最新NEWS
2021.04.22
【北大阪高等技術専門学校】ウイルス感染拡大予防を徹底した訓練の実施
学校の施設は毎朝職員が消毒作業をし、校内ではマスクの着用。各教室には消毒液が準備され、毎朝の検温結果と気になる体調の変化を記入して提出しています。
訓練ではソーシャルディスタンスを意識し、飛沫防止のための間仕切りを訓練生の間に設置。この間仕切りは校内で自作され、個別面談の際にも使用しています。
建築模型用スチレンボードを加工した間仕切り
訓練で使用する塩ビパイプを加工した間仕切り
木工技術を使用して作成した間仕切り
入り口には体温計を設置
オンライン訓練への取り組み
今後登校することが難しくなるといった事態に備え、昨年10月より毎月1回程度、各科目において座学を中心としたオンライン訓練(ビデオ会議アプリ「Webex」を使用)を実施しています。
オンライン訓練の実施日には自宅で訓練を受け、通校時間がないことによる喜びの声も聞こえました。
一方で「双方向通信はあるものの訓練生の反応を見ることが難しい」「自宅の通信環境が整っていないため校内設備を利用した」「パソコンを持っていないためスマートフォンで受講したが1日充電が持たない」などの問題点もありました。
同校では、環境がない人のための貸出用機器(タブレットなど)を新規整備し、すべての訓練生がオンライン訓練を受講できるよう対策を行っています。
オンライン企業説明会・面接の実施状況
オンライン面接練習および企業説明会の様子
コロナ禍を受け、オンラインによる就職面接を実施する企業が増えています。3次面接までのすべてをオンラインで行い内定した訓練生もおり、対面ではなく画面越しでの印象など、面接に対する準備・練習も変化を見せ始めています。
同校では、従来の面接練習に加え別室を使用したオンライン面接練習の取組み、本番当日の個室・通信機器の貸出などを行っております。
また、従来は校内で実施していた企業説明会もオンラインで実施しており、他府県の事業所からの説明など、新たな利点も生まれております。